自然農法でワイン造りを行っているニュージーランド在住の日本人とは?

自然農法でワイン造りを行っているニュージーランド在住の日本人、小山氏の話を聞いてきました。

小山氏はニュージーランドの南島のネルソンという地域の郊外にあるパーマカルチャー・ビレッジで「GREEN SONGS」というワイナリーを経営されています。

パーマカルチャーとは、パーマネント(永久な)とアグリカルチャ-(農業)またはカルチャー(文化)を組み合わせた造語のようです。

この村全体が、太陽光による電気を使用したり、雨水を生活用水として利用したり、また、農薬や除草剤は一切使用しないといった自然と共存する取組みがされているようです。

小山氏とは

なんと東大出身だそうです。。。

大学卒業後、東京、ロンドンの金融業界に身を置き、そのロンドン在住時にワインの奥深さに魅了されたそうです。

それから、自然環境の中でワイン造りを行うべく、2011年にニュージーランドの大学でブドウ栽培・ワイン醸造学科を首席で卒業。

その後、ニュージランドやカリフォルニアでブドウ栽培・ワイン醸造を経験し、2014年に約2haの畑を購入して開業されています。

ワインについて

ワイナリーの畑では、ソーヴィニオン・ブラン、ピノ・グリ、リースリングを栽培されています。

加えて、ピノ・ノワールとシャルドネの葡萄を買い付けて醸造されているようです。

これまた、どれも美味しい!

個人的にはソーヴィニオン・ブランの酸のあるスッキリとした味わいで好きでした!

話を聞いて印象的だったのは、醸造期間による資金繰りも勘案して品種を構成している点でした。

長期熟成を要さない白ワイン品種で多く構成して、赤ワインのピノ・ノワールの比率は僅かだそうです。

確かに、約1年間樽熟成するのと、収穫して春先にリリースできるのとでは、全然違いますね。

このような話は、相手によって説明の仕方を変えているようです。

消費者を相手にする場合は、多種多様なワインを楽しめる「味や風味」に重点を置き、相手が金融機関などの場合は、「リスクヘッジ」した品種構成に重点を置いて説明されるそうです。

栽培方法について

パーマカルチャーを冒頭に紹介しましたが、農薬の撒かない代わりに、牛の無殺菌牛乳を10倍に薄めて散布しているようです。

病原菌を殺すのではなく、善玉菌が多く含まれている無殺菌の牛乳を悪玉菌と競合させることで、病害の発生を許容範囲内に抑えているようです。

日本でも同じような手法をやったらどうかと尋ねてみましたが、雨の多い日本では、ほとんど効果がないのではと答えられていました。

同じような手法が日本でも存在するか調べてみました。

ありました!

「農家が教える微生物パワー」

納豆をミキサーにかけて水で薄めたり、ヨーグルトを水で薄めたりして、農薬の代わりとし散布ている農家さんがいるようです。

乳酸菌や納豆菌の微生物の働きを畑で活発にすることによって、病害を抑えているようです。

実際に、この手法を取り入れた方は、農薬の量が従来の10分の1になり、コスト的にも助かっているそうです。

まとめ

話が少し横にずれましたが、ニュージランド南島のネルソンは、冬は一面雪景色で、北海道のように1メートル以上雪が積もるようです。

ワインも、寒冷地ならではの酸があり、それでいて雨の量も少ない。

そして、パーマカルチャー・ビレッジでの自然環境に優しい栽培の取組み。

この地を選ばれた理由が分かりますね。

ワインの口当たりに優しいニュアンスが表れていますので、とにかく飲んだことがない方には絶対にオススメです。

「GREEN SONGS」のホームページはこちらです。

https://www.greensongswine.com/owners-club

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